呉線(安芸幸崎ー忠海)〜広島県竹原市

今日は観光特急銀河の山陽線運行初日で天気が良ければ撮影に出掛けたかったが、
生憎の霞んだ空で撮影は次回へ持ち越して、
夕方から夕日が見れそうだったので呉線撮影に出かけた。
呉線撮影と言っても今の時期ならではの限定スポットである夕日撮影ポイントから狙う。






16時頃に現地に到着。
前回は国道沿いから狙ったが今の時期は最も南に沈むので、
呉線と夕日を絡ませるには砂浜に降りる必要がある。
砂浜までの道のりはあるが車で近くまで行けないので、
道路沿いの広い路肩に止めて15分ほどかけて歩く必要があるので、
訪れる時は時間にゆとりを持って訪れた方が良い。

呉線撮影ポイントとして有名な場所で大概誰かカメラマンを見かけるが、
今日は銀河の影響かカメラマンの姿は見えず、
散歩している近所の人を見かけた程度。
機材をセットして海を眺めながら波の音を聴いているだけで何かと心が癒され、
世間ではコロナ禍で大変なことになっているのが嘘かのように思う。
そんな中、踏切の音が鳴り響き、何故か予定時刻より早く電車がやって来た。

・忠海16時35分発ー安芸幸崎16時40分着
・安芸幸崎16時47分発ー忠海16時53分着

この2本を狙っていたが、それより15分ほど早く来たので、
もしかしてダイヤが乱れているのか?と思ったが、
後で時刻表を見ると16時台は上り下りともに2本走ることがわかった。
太陽の位置からして最初の16時台はまだ撮るのに早いがせっかくなのでシャッターを切る。



霞みかかった空は相変わらずで多々羅大橋もクリアに見えないが、
夕日にレンズをまともに向けてもフレアが発生しなかったので夕日撮影に向いていのかもしれない。
太陽が沈む時刻は16時59分に対して忠海16時35分発は少し早いかと思ったが、
太陽は良い感じにオレンジ色になってタイミングとしては悪く無かった。
そして本命の安芸幸崎16時47分発は残念ながら夕日が霞みで完全に明るみを無くして絵にならない。
今日はPM2.5が多い予報になっていたので覚悟はしていたが、
もしPM2.5が少なければ落ちる位置も完璧で狙い通りだっただけに残念な結果になった。
また機会を伺って次を狙いたいと思う。


※一度は雲に隠れた夕日が奇跡的に顔を出す。しかしPM2.5で眩しくない夕日となり撃沈




写真館 二千年一夜