花の駅せらのコスモス〜広島県世羅町

今年から世羅ゆり園から花の駅せらに名称を変更し、
園内は新たにキャンプ場を設置したり何かと話題が絶えない農園で、
以前サルビアを見に行ったことあるがそれっきりだったので、
ちょうどコスモスが見頃を迎えていることもあって久しぶりに行ってみることにした。





通常なら8時30分から開園だが先日から早朝開園をしており、これはカメラマンにとってはありがたく、
そういう心意気が花の駅せらの将来性を感じさせられる。
6時00分の開園に合わせて家を出たのは4時頃。
家を出ると上空は雲が広がり星が見えず、それでも現地へ行くと星空が広がることを期待して出発。
1時間30分くらいで着くと予想したが、さすが早朝だけあって1時間で着いた。
5時00分、現地に着いた時は星や月も見えたが周辺はやはり雲が多いようで、
時間が経つにつれて星も月も見えなくなっていった。
周りの景色も肉眼で見えるようになり従業員も出勤してきたので6時を待たずして入園。
実は曇っていればそのまま帰ろうかと思ったのだが、
再入園出来るとのことなのでせっかく来たことだし現地調査を兼ねて散歩がてら入園することにした。


※山頂のコスモスは広場より若干散り始めが早い

本来なら6時過ぎに日の出が上がるのだが今日は生憎の曇空。
キャンプ場になっている場所から雲海が見渡せる場所があり、
若干ながらコスモスも咲いているので雲海と一緒に絡めることが出来る。
ただ展望所周辺のコスモスは若干散り始め、雲海は辛うじて出ているが生憎の曇空なので撮影には至らなかった。
コスモスと雲海を一緒に撮れる場所はかなり貴重なのでこれはいつかリベンジを兼ねてまたいつか狙ってみたい。

キャンプ場を下ると目の前に広がる「感謝」という文字のサルビアとコスモス畑に圧巻させられ、
日差しが当たっていないのが残念だが、北から青空が広がっているので少し粘れば日差しが期待出来そうなので、
しばし園内を散策しながら待ってみることにした。
広大なコスモス畑だが他と違うのは緩やかな斜面と急斜面に植えられており、
見る角度によってはかなり迫力のある構図になる。
また時間帯によってコスモスに日差しの当たり方が違えば見える景色も変わって来るので、
夕方に訪れると面白い景色が見れるかもしれない。







朝一番の日差しが無かったのは残念だったが、
8時を過ぎてから徐々に雲が青空に変わり園内にも日差しが当たるようになってきた。
幸い来場者はまだ少ないのでさほどストレス無くいろんな角度から撮影。
来た時は雲が広がり諦めて帰ろうかと思ったが、
劇的な景色になることもあれば不発に終わることもある。
やはり現場に行かなければ何が起きるかわからないものだと何年経っても痛感させられる。
一通り撮影したところでこのまま天気が続けば夕方にまた訪れようと思うので撮影に一区切り付けて9時に終了。







再び訪れたのは16時頃で残念ながら厚い雲が広がっている。
それでも劇的な夕焼けを期待したが残念ながらその期待は砕かれた。
ただ今回1つだけわかったことは、
周りの山に囲まれているので夕景撮影にはちょっと向いていないので、
午後の日差しを狙うなら15時くらいまでに訪れた方が良さそうだが、
世羅ワイナリーの客がそのまま流れてきそうなので、
思い通りの撮影は出来ないかもしれない。
一応、太陽が沈む17時30分くらいまで粘ったが撮影には至らなかった。
帰りに以前から寄ってみたかったレストランタイニーで夕食を済ませて帰宅。






写真館 二千年一夜