角島〜山口県豊北町

一夜明けて萩の空は日差しが出ていたが雲の多い朝だった。
予報では晴れ時々曇りだったので多少は期待していたが、
とりあえず西に向かって角島を目指す。
焼き立てパンが薫る朝食でしっかり腹ごしらえして9時頃に出発。
途中、元乃隅神社へ寄ってみたが駐車場が綺麗に整備されてすっかり観光地化されて驚いた。
何かネタになるようなものが無いかと探してみたが、
1時間ごとに300円の駐車料金が発生するので早々に撤収。


※外国人には人気らしいが時期が時期だけに観光客は疎ら

角島に着いたのは11時頃。
前回来た時は夏の暑い時期だったような気がするが、
今日は秋ということで穏やかな海も波が立って、
砂浜ではサーフィンをしている人達がいた。
ここで奇跡的に雲が掃けて日差しと青空が見えて来たので、
撮影するつもりは無かったが秋らしい角島も悪くないと急遽シャッターを切った。
海と砂浜が綺麗な印象だが先週の柏島の時にも思ったが、
秋は砂浜に打ち付けられるゴミが目立ち、
波風で青さも半減して夏に比べると感動はかなり半減される。


※奇跡的に一瞬だけ晴れてくれた


※砂浜が汚いのは秋ならでは?

その後、青空は再び曇りとなり青海島へ寄るつもりだったが、
駐車場代を払ってまで見ようという気になれずそのまま家路へ向かった。
あれだけ曇っていた山陰の空も山陽道まで戻ると皮肉にも綺麗な青空になり、
結局、この2日間は数枚シャッターを切った程度で何とも虚しい2日間となってしまった。
ただ撮影としては不完全燃焼だったが、
久々に訪れた萩から角島までの景色や初めて食べた見蘭牛。
そして念願だった田床山の夜景が見れたので旅行と考えればそれなりに楽しめたような気がする。


※長門市仙崎はかつて鯨漁が盛んだったらしい




写真館 二千年一夜