伯太チューリップ畑〜島根県伯太町

随分前から伯太のチューリップ畑の存在は知っていたが、
どうしても桜シーズンと重なって今まで行く機会が無かった。
今回、ちょうど桜が殆ど見頃を終えて特に予定が無いタイミングで見頃を迎えていたので、
気になっていたが前日の疲れもあって断念した。
ところが3時頃だったか夜中に目が覚めて、そのまま眼が冴えてしまい、
それなら伯太へ行ってみるかという感じの流れで家を出発した。





鳥取県南部町から西へひと山超えた所に位置する伯太町。
安来インターから南下するアクセスが楽で早いが、
高速道路は使いたく無かったので、
日南町矢戸地区から県道9号線を北上するルートで向かう。
走りやすい道ではあったがアップダウンが多く、
近いと思っていたがどう頑張ってもやはり3時間かかった。

6時30分、伯太町に到着。
チューリップ畑は県道9号線沿いにあるので何の疑いもせず走れば自然に辿り着くのだが、
何を思ったのか井尻地区で旧道を走って余計な時間をかけてしまった。
少しでも早く着きたいと思って頑張ってきたものの、
日の出時刻である5時40分から1時間経ってもチューリップ畑に日差しは当たっておらず、
これなら母塚山で日の出を狙って伯太へ来ても良かった。






日差しが当たるまで構図を練りながら周囲を散策。
県道を挟んでチューリップ畑があり、
伯太といえば風車の建物が一緒に写っているのが定番構図だが、
街中にあることから民家や電柱と言った人工物が目立つ。
畑全体に日差しが当たりだすのは7時前で予め練っていた構図で撮影開始。
人工物が目立たないように広角レンズでダイナミックな構図で狙ってみたが、
正直撮影していてあまり手応えが感じられないのが正直な感想。
もう少しカラフルな色彩なら良かったのだが、
風車と絡めようとしたらどうしても単色のチューリップが目立ってしまうので、
何とかお気に入りのチューリップを見つけてシャッターを切っていく。
澄み切った青空と冷たい空気がとても気持ち良くて、
観光客もカメラマンも朝早くから来なかったことで撮影はしやすかった。



結局、1時間ほど撮影して8時に終了。
3時間かけて来た割には物足りなさがあるので、
天気も良いことだしこのままどこかへ行きたいところだが、
さすがに明日の仕事に支障をきたすので今日はこれで終了。
帰りは横田、高野経由で帰ってみたが、
高野インターまで時間はかかるが、やまなみ街道の恩恵はやはり大きいもので、
行きより30分ほど早く帰ることが出来た。






写真館 二千年一夜