しまねエールプロジェクト in 出雲〜島根県出雲市

前日の浜田に続いて今日もエールプロジェクトの一環で出雲で花火が上がる。
去年の10月に開催された場所で今回も行われるので現地調査はする必要は無かったが、
今回は違う場所で撮りたい気持ちもあったので、
事前にネットで場所を探していた。
後は現地に行ってどこで撮るか最終判断する。





午前中の法事を済ませ14時に家を出発。
せっかく出雲へ行くのなら斐川町に菜の花畑があるので寄ってみた。
16時20分頃、ローソン斐川夢咲タウン店を目印に到着。
情報によると4月中旬が見頃と記載されていたが、
既に7割ほど満開になっている。
菜の花畑は広大で見応えがあるが、
周辺に民家が多く、菜の花以外にアクセントとなるものが無いので撮影するには少し面白味が無い。
日差しはあったが今日は霞が酷いので撮影には至らず、
それでも夕焼けになればと期待したが結局、機材の出番は無かった。


※出雲の山々を背景にして広角にすれば絵になりやすい

公園になっている斐伊川の河川敷の対岸側あたりを車で走らせ事前に目星を付けていた所を散策。
田畑に水が張られていれば面白い写真が撮れると構図を練っていたが、
前日の雨が早めに止んだせいか水が干からびていた。
前回、河川花火なら水面と一緒に撮りたいと思っていたが、
何と河川敷公園の近くに沈下橋があることに気づき、
その周辺から川を入れて撮れることがわかった。
距離にして600mと最大4号玉にしては遠いが昨日に比べると近い。
土手から狙うことも考えていたが、今回は沈下橋付近から狙うことにした。


※水が残っていれば・・・





事前に買っておいた弁当を買って腹ごしらえ。
花火撮影前にこれほどのんびり出来るのもサプライズならではの良さかもしれない。
その後、運動がてら沈下橋を渡ってみたりして夕暮れ時の川の景色を楽しんだ。
19時00分、定刻通り花火が上がる。
昨日の浜田では神楽や春をイメージした内容だったが、
今日は八百万の神々や日本海の波を花火で表現。
あっという間の8分間だったが2日続けて最高の花火を見させてもらった。
前景に沈下橋をシルエットにして構図を練ってみたがそれが吉と出るか凶と出るか・・・
沈下橋を蹴って川面だけにすれば良かったか、それは現像が上がって来てのお楽しみということで。


※沈下橋を前景に

今年は既にレギュラー花火大会が中止になったり中止が決まったり、
去年に引き続き厳しい状況が続いている。
そんな中で2日続けて花火が見れたことと、
花火が上がる前の雰囲気を久しぶりに感じることが出来て本当に良い時間を過ごすことが出来た。


進学や就職を控える若者の門出を祝い、エールを送る花火が14日夜、出雲市内で打ち上げられた。
新型コロナウイルス感染防止のため、日時、場所を事前公表せずに実施。
夜空を彩る大輪に市民から歓声が上がった。
山陰中央新報社が提唱し、島根県内全19市町村、23の企業・団体が賛同した「しまねエールPROJECT(プロジェクト)」の一環。
13日夜の浜田市に続いて打ち上げた。午後7時から約10分間、出雲市武志町の斐伊川河川敷で約300発が夜空を染めた。
花火は八百万(やおよろず)の神々や日本海の荒波を表現。
〜山陰中央新報より〜





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