神島外港のダルマ朝日〜岡山県笠岡市

今日は撮影抜きのオフの予定だったが、
朝から映画を見に行きたかったので、
それならダルマ朝日を撮影してから映画館へ行こうと思い立ち笠岡のダルマ朝日スポットへ向かった。
現地に着いたのは5時頃で家を出た時は曇っていたが、
現地に着いた時は予報通り満天の星空が広がっていた。
高松の造船所の夜景が見えるほどの好条件で、
今日はもしかしたらダルマ朝日が見れるかもしれない。
見た所誰もいないので軽く現地調査をして少し明るくなってから三脚を立てることにした。







少し仮眠をして5時30分頃に辺りが見えるようになってきたので三脚を立てる。
カーブで道幅が狭く道路上で三脚を立てるには危険だが、
ちょうど良い所に海に降りる階段があり三脚を立てる。
潮が引いていれば波打ち際でも撮れそうだが、
今日は潮が満ちていたので場所はかなり限られるので、
カメラマンがいないのは幸いだった。
滅多に登場しない300mmレンズに3倍テレコンを付けて日の出に挑む。
時間が経つにつれて水平線上に霞みがかかりだし視界が見えなくなって条件は悪化。
このままだと今日もダルマ朝日は無理かもしれない。



日の出前の劇的な朝焼けは無かったが、
太陽が昇る方向の空が一際赤くなっていく。
少し赤みが足りないのでやはりダルマ朝日は厳しいか。
6時13分、日の出が出る定刻の時刻通り太陽が顔を覗き始めた。
霞みが多いように思われたが綺麗な太陽が見えて、
このまま行けばダルマは確実と思われたが、
ここにきてまさかの山に邪魔されダルマにならず。
島を噛んだとしても山の上から上がるはずはないと思ったが、
可能性があるとすれば約60キロ離れた標高375mの五剣山かもしれない。
もう少し冷え込めば水蒸気で袴が付いたかもしれないが、
どちらにしても標高の高い山があれば距離が離れていてもダルマは厳しいということがよくわかった。
SNSによると寄島からダルマっぽい朝日が撮れているので、
今後はもう少し場所を検討しなければならないが、
せっかく綺麗な朝日が見れたのにダルマが撮れなかったことは痛恨のミスとなった。



せっかく綺麗な朝日なので手前の岩礁に止まっているサギと一緒に撮影。
笠岡の天気予報は曇りだったが上空は綺麗な青空が広がっていた。
この時期に笠岡で朝日を撮る時は帰りに笠岡のコスモス畑に寄るのが恒例となっており、
ちょっと寄ってみたが見頃は若干過ぎていた。
バイパス工事も順調に進んでいるので来年の今頃は随分雰囲気が変わっているかもしれない。






写真館 二千年一夜