川本町クリスマス花火〜島根県川本町

川本町内の子供たちにクリスマスプレゼントとして花火が打ち上がる企画を今回も灰示花火さんに教えてもらい、
この日はクリスマス寒波で大雪の予報だったが、島根県西部は何とか間逃れそうだったので行くことにした。
道中は雨風が強く、三次を過ぎた辺りから雪景色となったが作木まで来ると西の空が明るかったので少し安堵した。
道の駅かわもとで休憩がてら邑南町の地酒とえごま入りのアップルパイを購入。
仮に雪で花火が見れなくても何かしら川本町に来た証しがあれば少しは悔いは残らないだろう。





石見川本駅に着いたのは17時を過ぎた頃。
三江線は廃線になったが駅舎はバスターミナルとして現存しており、
この時期になるとささやかながらイルミネーションされている。
これを何とか花火と絡ませられないものかと事前調査で考えており、
実際に筒場の位置を確認して構図を再確認。
川本町の花火は数年前に夏に訪れているので、
町内の地理は大体把握しており、特に町内を歩き回る必要は無かったが、
せっかくなので町内を見渡せる小高い墓地に行ってみたり、
江の川沿いの土手に行ってみたりしながら時間を過ごした。



サプライズ花火ということで駅周辺に人は殆ど見当たらず、
一応、川本町で一番の賑わう場所なのにバスを待つ人も疎らで何とも寂しい土曜日の夕暮れ時。
再開発して綺麗に整備されている駅前が何とも広く感じた。
地元の人が駅に向かって歩いており何やら昨夜の花火について会話をしていたので、
何時から上がるのか尋ねてみると、多分18時から・・・ということで時計を見るとまさに今が18時。
いやいやそれならもう花火が、と思った瞬間、信号段が上がった。
てっきり19時からだと思っていただけに完全に油断していたが、
なにより花火が何時から打ち上がるのか肝心の灰示花火さんに聞かなかったのはうかつだった。



車の近くにいたことが不幸中の幸いだったので機材をセットして撮影開始。
単発が中心で最後の怒涛の銀冠菊の一斉打ちという約3分の演出だったが、
描いてた構図通りだったので手応えはあったが、
心の準備が出来ていない状態での撮影だったので撮り切ったという満足感が得られず悔いが残る結果となった。
やはり基本的な情報は大切だと改めて思い知らされた。
帰りは来た道を通らず美郷町経由の国道375号線を南下するルートで帰宅。
結果的にどちらもさほど変わらないが国道375号線は走りやすいので、
帰り道の方が楽だったような気がする。
美郷町に入るとかなりの降雪だったので、
もし19時からの打ち上げだったら降雪に合っていたかもしれない。
ちなみに道の駅で買った地酒は家に戻って冷え切った体を温めてくれて気持ち良くほろ酔いにさせてくれた。






写真館 二千年一夜