黒瀬ふれあい夏まつり〜広島県黒瀬町

去年中止となった黒瀬ふれあい夏まつりが、
今年は形を変えての開催となった。
気になる花火大会は場所を変えて2ヵ所から場所と日時は非公開と言う形で打ち上がる。
幸い打ち上げ場所はキャッチしていたが、
2ヵ所同時には見れないので大玉が上がる亀ヶ首池を選択した。







18時頃に馬木インターに降りて黒瀬町に到着。
まだ東広島呉道路が出来る前は、
よく国道375号線を走っていたもので、
今ではすっかり走らなくなったのでどことなく懐かしく思う。
せっかくなのでもう1ヶ所の打ち上げ現場へ行ってみると既に筒場が出来ており、
見た感じ3号玉クラスで100発くらいと思ったほど多くない。
そしてもう1ヶ所の会場である亀ヶ首池に到着。
先客のカメラマンがいるかと思ったが誰一人いなかった。
筒場を確認しようと現場へ行ってみたが、
私有地ということもあって関係者以外立ち入り禁止で見ることが出来なかった。
実際に筒場を見ないと本当に花火が上がるのか不安になってくるが、
通りすがりの警備員から花火が上がるであろう施設を探して声を掛けられたので、
花火ですか?と聞くと、シークレットですので!と笑いながら返答してくれた。







特にすることも無いので車内でオリンピックの中継を見ながら時間を過ごす。
時間が経つにつれて太陽が沈むと綺麗な夕焼け空が広がり、
こんな時は日本海で夕焼けを撮影したくなる。
池の映り込みも綺麗だったが特にアクセントになるものが無い。
日中はものすごく暑くて北海道のどこかでは38度を記録したらしいが、
夕方になると風が気持ち良くてヒグラシの大合唱が心地良かった。
20時が近づくと徐々に近所の人が集まりだした。
シークレットと言えど突然花火が上がるとクレームになるので、
近所の住民には告知していることが多いらしい。
時期が時期なので混雑は避けたいところだが、
池の周辺ならどこでも花火が見えるし、訪れた人も疎らだったので混雑になることは無かった。



20時を少し過ぎた所で花火が打ち上がる。
ちょうど太陽が沈む位置に花火が上がるので、
綺麗な夕暮れ空を背景に狙っていたが、
日の入りが19時13分なので20時は薄暗い空での構図となってしまった。
花火の内容は単発とスターマインが交互に展開され、
単発は推定6号玉と迫力のある花火を見せてくれた。
スターマインも池に映り込んで綺麗。
約200発、10分弱の小規模な内容だったが近所の人達も久しぶりに見た花火に感動していたし、
子どもたちも夏休みの思い出として心に残ったに違いない。






写真館 二千年一夜