新山地区夏の思い出花火〜岡山県笠岡市

笠岡市の山の中にある新山地区で花火が上がる情報があったので行ってみることにした。
新山地区は県道377号線の備南街道沿いで、
かつて井笠鉄道の駅もあり、現在は記念館として車両と共に保存されている。
18時頃に現地に着いてとりあえず筒場の確認。
非公式の花火大会は実際に現地に行ってみて初めて花火が上がることがわかるので、
実際に現地に行ってみないとわからないが、
新吉中学校の裏にある池の畔に筒場があって一安心。
打ち上げ数は少なそうだが、このご時世に花火が見れるだけでもありがたい。
担当される花火業者に挨拶を兼ねて少しだけお話をさせていろいろと今の花火事情を教えてもらった。
そうこうしているうちに辺りが暗くなり出したので急いで撮影場所を探す。







事前にグーグルマップで撮影場所を決めていたが、
実際に暗くなると思った以上に暗くて物足りない光景に、
一際明るい工場があったので何とか花火と合わせられないものかと探してみたが、
筒場との角度が合わず断念。
池の畔からも撮れないことも無いが、
灯りが無いと暗くて池か何かもわからない。
結局、当初の予定通り県道沿いから狙うことにした。
せめて学校が明るければ絵になるのだが、
外灯だけの薄暗く照らされた校舎が果たしてどのくらい映るか。


※校舎から少し離れた左手から花火が上がる。

20時00分、花火が打ち上がる。
どこからともなく地元の人も見かけたが、
疎らで混雑することは無かった。
小高い所から上げるので家に庭先や窓からでも見えるのだろう。
花火は7分ほどで終了。
決して派手な演出では無かったが、地元の人達にとっては毎年お盆に上がる恒例の花火だったようで、
今年は雨で1週間延期となったが、今年も無事に新山地区に花火が上がり、
子どもたちにとっても良い夏休みの思い出になったに違いない。






写真館 二千年一夜