西大寺会陽冬花火〜岡山県岡山市
2002年に初めて訪れてから今年で8度目の西大寺会陽冬花火の撮影となった。
以前勤めていた会社では、2月第3土曜日が大概仕事だったため
毎年仕事を定時に切り上げて現地へ直行していたが、
今の職場は仕事が休みなので、のんびり車で現地へ向かう事が出来る。
西大寺会陽が始まって今年で何と500年という記念すべき年であるが、
何と例年24時に宝木を投げていたのに、安全を考慮して22時に変更となり
花火の打ち上げも時間がスライドされ21時から19時となった。
当日が仕事であれば完全に間に合わなかったのに、
今年も無事に西大寺に来れたのは何かの縁か、
それとも、そろそろ会陽に参加しろ!というお達しなのか・・・

15時15分に家を出発。
2時間あれば着くかと思ったら予想外に時間がかかり17時50分に現地に到着。
いつもの河川敷に車を止める。
例年だと21時からの打上なので花火前に西大寺の雰囲気を楽しんでいたが、
19時からの打上となると、のんびりしている訳にもいかない。
過去、ほぼ同じ西大寺側の土手から撮影していたが、
今年は対岸上流側から撮影してみることにした。
19時からの打上、西の方角からの撮影なので、
青みかかった夕暮れ空をバックに花火が打ち上がる構造を練っていた。
8年目にして初めての撮影場所。
観覧客もカメラマンも誰もいない。
いるのは警備員のみ。
西大寺側の土手は通行止めになっているようだが、
こちらは地元住民専用道路となっているので、時々車が通行する。
花火打上時に車が通ると集中して撮影に支障があるかもしれない。

お目当ての夕暮れの空はというと、
厚い雲に覆われて北方面の空が綺麗に青みかかっていた。
おまけに岡山市内の街灯かりのせいか空が明るく反射している始末。
これではあまり絵にならない。
風向きも微妙に風下だし、これなら西大寺側から撮影した方が賢明であったが、
今年は実験の意味を込めて敢えて初めからリスクを背負うことを覚悟していた。
日頃の行いか、風向きは微妙に変わり上流側へと流れてくれた。
西大寺側と違って街灯かりも写り、写真としてはなかなか面白い絵に仕上がってくれるのではと期待しながら打上時刻を待つ。
次第に同業者が1名、地元住人もボチボチ集まりだす中、
19時00分、花火が打ち上がる。
内容は500年記念特別な内容を期待したが例年通り。
もしくは少しスケールダウンしたか!?
しかし森上煙火の花火をのんびり堪能出来るのは西大寺ならではの良さ。
ここの花火を見ると、もうすぐ春なんだなぁと思わせてくれる私にとっては大切な恒例撮影の一現場である。
ラストの怒涛の打上に魅了されつつ19時25分頃に終了。
いつもより5分ほど短かったのは気のせいか・・・

ここへ来る途中、ラジオから西大寺会陽特集をしていた。
500年も続けばいろんな変化もあり、
戦時中は、男性の参加者が少なく、また無事に帰還する願いを込めて女性も参加していたとか。
(もちろん、はだかにはならなかったようですが)
今年は西大寺境内すら足を踏み入れなかったが、
対岸より西大寺に向けて今年1年無事に過ごせるように願いを込めた。
はだか祭りがメインなのに花火終了後、結構帰宅している車がいたが、
今までに比べると帰っていく車が多く感じた。
やはり19時打上となると花火観覧目当てで訪れる人も多いのかもしれない。
混雑はあっという間に解消され19時50分、西大寺を後に紀州へ向かった。
写真館 二千年一夜