讃岐まんのう公園ウィンターファンタジー〜香川県満濃町






ネットでイルミ特集を検索している時に、まんのう公園の存在を知った。
50万球という規模もさることながら花火も上がるのなら行かない訳にはいかない。
ただ瀬戸大橋を渡るネックがあるが、花火とイルミという被写体は西日本でも珍しいので、
初めて訪れる場所もあり、今回は交通費をかけて撮影に挑むことにした。
ちょうど低気圧が中四国地方にかかり、冬らしい寒い週末に風も強く時折、雪も舞う天気だった。
四国でも雪がちらついているかもしれないが、雪が積もるほどの山奥ではないので心配は無かったが、
強風で花火が中止にならないか不安であったが、経験上、昼の強風は夜に収まるのが冬の嵐の特徴である。
15時頃に家を出発、瀬戸大橋を渡り坂出で降りて国道を南に走るとレオマワールドがあり、
そこを過ぎると、まんのう公園の案内板が出てくる。
混雑を避けるべくもう少し早く着いた方が良かったかなと思ったが、
17時の時点では、今日はイベントが中止!?と思うくらいスムーズに現地に到着した。
駐車場も空いており、同じ国営でも庄原の混雑を想像してただけに、
四国のイルミ人気はこんなものなのかと思ってしまった。


まんのう公園のマスコット、ドラ夢君とツリーがお出迎え。


庄原と同じく駐車場に入る際にP料金と入園料を一緒に払うため、
Pから園内の出入りは自由であり、入園すると庄原と同じようなツリーが出迎えてくれる。
まだ明るいが既にイルミは点灯していたので早速撮影開始。
夕暮れ時、西の方角に少しだけ夕焼けが出ていたので一緒に入れて撮影。
もう少し厚い雲が掃けてくれれば、最高に良いイルミ撮影が出来たのだが雲が掃けず残念。
ツリーとその周辺のフードコーナーに人が集中しそうだが、
その先に待っていたのは、一面に広がるイルミネーションの草原だった。
さすがにその光景は圧巻で、思わず夢中でシャッターを切ってしまった。
実は、同じ国営なので庄原の丘陵公園とそんなに変わらないのでは?と思っていた。
庄原は立体的にイルミを使用しているが、まんのう公園は、平面的に使用することで大規模に感じさせ、
同じ50万球でも例えるなら、立体的に使用している50万球を一面に広げればこのようになるのかもしれない。
庄原も素晴らしいが、それに負けないくらいまんのう公園も素晴らしい。
夢中で撮影していると、ついつい同じような構図になりがちなので、
なるべく同じ場所で同じような構図にならないように気をつけて撮影をしているつもりでも、
先に進むと同じような光景に足を止めてシャッターを切ってしまいたくなる。
デジカメなら撮り放題だが、フィルムだと無駄玉は打てないので、
集中力が途切れないように構図を見極めてこそ良い作品が生まれるものである。
とりあえず撮影する前に安物デジカメで撮影して、どのような構図を取っているか記録しておいた。


今年はカラフルなイルミネーション。


広大な広場なので人が少ないように思えたが、
大駐車場が満車になっていたようなので、それなりに人が訪れているようだった。
それでもストレスも無く撮影出来たのは見所が多彩にあり、
上手い具合に人がばらけているからなのかもしれない。
花火打上時刻の19時45分までたっぷり時間があるため、
イルミの撮影をしながらどこで花火を撮るか構図を練っていた。
当初、イルミが見渡せる小高い山の上から狙うつもりだったが、
花火の打上位置が思いのほか右手にセットしていたので、
魅力的ではあるがゆえにカメラマンはそれなりに居たがここでの撮影は断念した。


一面を見渡す小山から。


一通り廻ったところで花火の時刻が迫ってきたので急いで撮影ポイントを目指す。
どこに居ても花火が見えるので、たとえカメラマンが多く居ても早くから場所確保する必要も無く、
ギリギリまでイルミ撮影を楽しむことが出来た。
花火大会ではないので、実際には6分程度、約600発ほどの演出だっただろうか。
それでも音楽に合わせてVトラやマインなどミュージック花火らしい演出が会場を盛り上げていた。
横構図で狙っていたが28mmの標準レンズでは収まらず、
急遽、広角レンズをセットして撮影したが、
6分しか無い時間でのレンズ交換は命取りとなってしまった。
横構図だと花火が脇役となってしまうが、今回は敢えて脇役に廻ってもらって、
イルミを全面的に主役にしても面白いかと思った。
ただやはり花火好きにとっては主役となる一面も押さえておきたい。
そうなると、もう1台縦構図用でカメラをセットしておきたかったが、
実は一週間前にレリーズを壊してしまい、発注したものがまだ届いていないのであった。
どういう結果になっているかは現像してからのお楽しみだが、
また来年、まんのう公園のイルミと花火を見たいと思わせてくる良いイルミスポットであった。
今回の演出は徳島県の岸火工という花火業者だったらしいが、
実は日本製花火を作成している業者だということを後日知った。
てっきり佐賀火工と市山煙火だけだと思っていたが、
阿波花火はもう1つ業者があることを知り、
改めて四国の花火大会は、未知なる世界だと思った。




帰りは帰宅ラッシュとなるが、市街地から離れた山の中の公園なので渋滞することは無かった。
せめて地酒の試飲コーナーに参加したいところだが、我慢してまんのう公園を後にする。
せっかく四国へ来たのだから、帰りにうどんでも食べたいところだが、
讃岐うどん屋は、大概早く店を締める為、夜に食べられることはまず無い。
オマケに坂出ICまでの16キロの道のり、飲食店らしい店も無く、焼肉屋が2件あった程度。
四国で夜の撮影後に夕食を食べるのは一苦労である。






写真館 二千年一夜