今回の夏休みは14日から17日まで。
今年も宮津には行きたいと思っていたので、
14日に八木、15日に福井、16日に宮津、その周辺の滝や風景を探し、花火撮影の旅の計画を練った。
敦賀の動画を見て無性に敦賀に行きたくなったので急遽、宮津から敦賀に、
天気の予報が雨に変わったので、風景撮影は止めて花火撮影に力を入れる計画に変更。
今回の旅、雨は間逃れない覚悟で対策をしっかりして旅に挑む。
長谷の棚田〜大阪府能勢町
少し寝てから家を出ようと思ったがなかなか寝付けず、家を出たのは14日の1時頃。
今日の最終目的地は八木だが、その道中に能勢町の近くを通るので長谷の棚田へ寄ってみることにした。
姫路東ICを降りて国道372号線を走り、国道173号線を南下すると能勢町に着く。
ちなみに八木まで高速道路は直通しているが、
休日割引も無ければ深夜割引も3割に落ちたので、少しでも交通費を節約するために敢えて姫路東ICで降りた。
信号も車も少なく比較的走りやすい道だったので、無理に高速道路を利用する必要は無く、姫路東ICから能勢まで2時間で到着した。
町内から少し山奥に入った長谷地区に棚田が広がっているが、
棚田百選というキーワードは無く、事前に調べてなかったら迷っていたかもしれない。
8時20分、長谷の棚田に到着。
思えば去年の16日、宮津から猪名川へ行く途中、道の駅で長谷の棚田の近くを走っていた。
大阪府に唯一ある棚田百選だが、まさかこんなところにあるとは思いもよらず、わかっていれば間違いなく立ち寄っていた。
天気が良かったのにも関わらず、時間の関係で撮影は断念。
今日は生憎の曇空なだけに去年撮影しなかったことが悔やまれる。

長谷の棚田といえば茅葺き屋根と棚田が一緒に写っている光景を思い浮かぶので、
どうしても構図的には同じ写真になってしまうが、
いろいろ探してみてもベストポジションは見つからない。
おまけに今日の天気では平凡な景色でまったく面白くない。
稲が頭を垂れているところを見ると、田植えの5月上旬、稲刈り前の9月上旬がベストタイミングと見た。
せっかくなので1カットのみ撮影して終了。
散策していると茅葺き屋根を鉄板で覆っている屋根も見かけるので、
この茅葺き屋根ももしかしたらいつか無くなってしまうかもしれない。
その前に最高の一枚を収めて長谷地区の景色を残したいと思う。

琴滝〜京都府京丹波町
八木に行くには時間が早いので、少し足を延ばして琴滝へ向かった。
国道9号線に入り北上して観音峠を抜けると渋滞にはまり丹波ICまで続いていた。
丹波IC付近に案内板があり、所々ある案内板に沿って山奥へ入っていくと琴滝公園に着く。
10時20分、琴滝公園に到着。
公園というだけあって滝の周辺も綺麗に整備されていて秘境とはかけ離れているが、
滝に関しては立派で雨の影響か豪華に流れ落ちていた。
カメラをセッティングして撮影しようとした瞬間、雨が降り出し急いで近くの休憩所に避難。
通り雨なのはわかっていたのでしばらく待っていたが、その雨足が徐々にひどく、
滝の姿も見る見るうちに豪華を通り越した水瀑となり撮影は断念した。

南丹市花火大会〜京都府八木町
今年から、やぎの花火大会改め南丹市花火大会と名称を変更した花火大会。
名称だけでなく会場も大きく変更されて殆どが有料席となっていることを事前に把握していた。
一応無料の席もあるようだが、500円なら協賛の意味も込めてたまにはお金を出して花火を見ようと思っていた。
有料席の開場時間が15時からなので時間的に十分余裕があったが、特にすることが無いので12時に現地入り。
会場から少し離れた数カ所に駐車場があるが、さすがにこの時間だと係員の姿もいない。
ふと駐車場の看板を見ると2000円の文字に驚いた。
しかも決して近い訳ではなく、むしろ遠いしシャトルバスが出る訳でも無い。
予めわかっていれば検討の余地もあったが、予定外の出費はなるべく抑えたい。
さすがに2000円は払えないので、どこか安い有料パーキングを探すが、
小さい町にあるのは大きな病院の駐車場くらいで、しかもご丁寧に花火観覧客はお断りと大きく書かれていた。
駅前にも駐車場は無く、町内での駐車は断念して隣の駅へ行ってみる。
大概、駅の近くには日決め駐車場がありそうなもの。
その予感は的中、1日400円で止められる駐車場を見つけて、JRで140円払って無事、八木入りを果たした。
予定外の出費であったが、極限に抑えられたので良しとして、案内所で有料席のパスを購入。

早いと思っていた現地入りも駐車場で難儀しているうちに気付けば15時になろうとしていた。
大雨に今日の花火大会はどうなることかと思っていたが、
雨雲は無くなり綺麗な青空が広がり天気予報を覆す結果となった。
15時に有料席に入りお目当ての場所に三脚を立ててしばらく様子見。
有料席内であればどこからでも観覧自由なので、現地調査して他に良い場所が無いかと時間潰しに散策してまわった。
暑い日差しも桜並木の陰で涼しい風が吹いている。
花火が見える席よりも陰になっている席から順番に埋まっているような気がするが、
花火の設置状況からして上流にナイアガラ、下流に向けてワイドにセッティングしているので、
どこからでも花火は良い感じに楽しめそうだ。
ワイドにセットしているなら正面は近すぎるので、上流か下流の端から狙うとスッキリ収まりそうな気がする。
下流側の端は無料席なので、風向きによっては有料席から狙う必要は無さそうだ。
本部でプログラムを貰おうと思いきや、HP上にアップされているので現物は無いとのこと。
それなら事前に印刷しておくべきだった。


陰になっている有料席。

下流側の一般席

先ほどの雨が嘘のよう
心配していた雨も降る雰囲気は無く、夏にしては涼しい風が吹いていた。
話によると2万枚のパスを作っているようで、
本当に500円払って見る人はいるのだろうか?と心配していたが、それは余計なお世話だったようで、
かなりの密集度となって有料席は埋め尽くされていた。
打ち上げ定刻の20時を過ぎても、挨拶が長引き10分押しでスタート。
オープニング、シリーズ8、フィナーレと大まかに区分され、
1つのシリーズに3号〜5号玉、スターマインでひとくくり。
国友の現場にしては珍しく、文字仕掛けやナイアガラもある。
3カ所から単発が打ち上がり、時に5号玉特選玉なるものが打ち上がり、予想通り、縦構図でスッキリ収まる。
スターマインは文字仕掛け入りで馴染みの企業が披露されると会場から歓声が沸いた。
風上だった下流側の一般席が結果的にベストポジションとなったが、
風下でありながら煙は風に流されて観覧、撮影共に支障は無く、有料席で見た甲斐があったというもの。
ただ花火打ち上げ前に灯籠流しが行われ、灯籠を入れ込むなら下流側の一般席から狙うと面白い絵が撮れそうだ。
少し単発玉に退屈するシーンもあったが、スターマインは国友らしい斜め打ちが出来ない現場でありながら、
ワイドにセッティングされているマインや3カ所からの打ち上げなど、工夫された演出を楽しませてもらった。
終了定刻を少し過ぎた21時10分にナイアガラ、国友名物の大銀瀑で5000発の花火大会は幕を閉じた。

八木の花火大会は、今年で68回目の開催となるが、
初めて開催された時の担当業者は国友鉄砲火薬店で、
また国友にとって初めて打上請負を行ったのが八木の花火大会とHPに記載されていた。
派手な演出を得意とする国友にしては、文字仕掛けやナイアガラなど珍しく、僅かながら国友のルーツにたどることが出来たかもしれない。
狭い町なので帰りは混雑するが、不思議と八木駅の客の掃けは良くて、のんびり駅に向かったのに22時頃に電車に乗れた。
八木駅前は食べる店があってもチェーン店が無いので、隣町で遅い夕食を済ませ、
今日の宿である道の駅で1日を終える。
今日のような風が明日も吹きますように。
写真館 二千年一夜