西大寺会陽冬花火〜岡山県岡山市
3年振りの西大寺、花火を見るのは4年振りと以前は毎年の恒例撮影だったが随分間が空いてしまった。
今年は特にイベントが被っておらず安定した天気なのでドライブ気分で行ってみることにした。
せっかく東の方へ行くなら笠岡へ寄って老舗の笠岡ラーメンを食べようと思い、
笠岡の老舗ラーメン店、坂本へ寄ってみた。
閉店時間ギリギリの来店にも関わらず対応してくれて美味しく頂きました。

工事中の高梁川大橋は既に開通しているが、
4車線開通はまだで相変わらず激しい渋滞。
3月には工事が完了するので倉敷までストレス無く行けることに期待したい。
岡山までの距離は短いが安定の渋滞ポイントに捕まり、
会場に着いたのは17時前頃だった。
事前予報だと午後から青空が広がるはずだがどんよりした雲が広がっている。
西大寺から近い神埼梅園が例年に無く早い見頃を迎えていたので、
寄ってみたかったがそれはまたの機会。
いつもの所に車を止めて少し時間があるので西大寺の境内や露店を散策。
久しぶりと言ってもさほど年月は経ってないので変化は無いだろうと思っていたが、
境内では学生や地元の人達によるうらじゃ踊りが披露されており、
また商店街は以前より小奇麗になっているように見えた。
そして何故か開運イチゴが販売されており、
大きくて綺麗で美味しそうだったが値段が高かったので諦めた。
さすがフルーツ王国、岡山。

土手側にはちらほらカメラマンの姿も見かけ、
今日は風が無いので川を入れて花火を撮るのも悪く無い。
それでも近くで見たい衝動に駆られ橋を渡って南側の土手へ移動。
既に18時20分を回っており空は暗く辺りも灯りが無いので筒場がはっきり見えず構図を決めるのに苦労。
土手には警備員しかおらず一応、土手での観覧を確認したところ、
河川敷に降りなければどこからでも見て良いとのこと。
正面から狙っても良かったが、背景の灯かりを入れたかったので、
結果的にいつもの場所からとなった。

誰もいない閑散とした土手にも打上5分前くらいになるとどこからともなく人がやってくる。
それは殆どが地元住民の人達で打ち上げギリギリでも余裕で見れることを知っているからなのだろう。
距離の近い特等席でも誰一人として場所撮りをしている人はいなかった。
臨時駐車場になっているグラウンドのライトも落ちて19時00分、花火が打ち上がる。
4年振りの会陽冬花火だったがオープニングは森上煙火らしく美しい牡丹の連発で彩られる。
その後は単発が中心ののんびりした内容で時々、小型煙火やスターマインが打ち上がる。
公式では約3000発ということだが、のんびりした演出が続くので、
最後にかなりの物量を持ってくることが推測される。
それに合わせてフィルムの残量を計算して撮影ペースを調整。
他の現場でも思ったが、森上煙火の演出はここ数年でかなり飛躍しており、
花束やトラ、一斉打ちなどのタイミングが絶妙に合っている。
特に柳の一斉打ちの後の千輪は素晴らしく、競技大会レベルのような演出を西大寺で見れるとは思ってもみなかった。
久しぶりの会陽冬花火を観覧したが、このような演出は今まで無かったような気がするし、
ここ数年訪れなかった動画を見てみたが今年は特に最後の演出は良かった。
ただ個人的にリクエストするとすれば、見応えのある単発がスターマインに紛れて打っていたので、
単発は単発だけでじっくり見せて欲しかった。

※西大寺の灯かりを入れる構図
風向きはやはり何年経っても変わらず、上流から下流へ西大寺に向けて流れていた。
境内からはだか祭の雰囲気と花火を一緒に撮るカメラマンもいたかもしれないが、
条件も構図もまったく揃っていない。
もし川を挟んだ北側の土手から狙うなら少し上流から角度を付けて狙うと煙に悩まされずに済みそうだが、
どうしても正面から狙うのなら、ある程度、風が吹いている時が良いと思う。
今日は若干、風が吹いてくれたが北側から撮影している人達にとっては煙に悩まされたのではなかろうか。
この時期にこれだけ暖かく風が無いのも暖冬のせいか珍しいかもしれない。
帰りは特に混雑することもなく、というか一度も混雑の中で帰ったことがない。
西大寺はこれからが本番なのだから。
写真館 二千年一夜