斐伊川堤防桜並木〜島根県木次町
今日の天気予報は曇り時々晴れとあまり気分が乗らないが、
午前中は晴れそうな予報だったので雲南から松江にかけて桜巡りをすることにした。
まずは木次の斐伊川堤防。
例年だと桜祭りが行われ昨夜は花火も上がるはずだったが、
コロナウィルスの影響ですべてが中止になった。
8時30分、花見客は少ないと予想したがやはり例年に比べると少ないのだろうか。
花見客の場所取りの姿も見られず、朝から散歩がてらに花見を楽しんでいる人くらい。
それでも桜並木沿いに露店は出ており、朝から準備に追われていた。

上空の天気は雲が多く、時折雲の隙間から太陽を覗かせ日が当たる。
今の時期にしては珍しく澄み切った青空が綺麗だった。
風が強いのか雲の流れが早く、日差しが当たったかと思えば曇ったり、
曇ったかと思ったら日差しが当たりだしたり目まぐるしく状況が変わっていく。
桜並木はどこで撮っても似たような構図で無駄にフィルムを消費出来ないので、
気に行った場所を見つけて集中的に撮影。
人が少ないといえどなかなか花見客が途切れず、
それでも何とか最高のタイミングでシャッターを切ることが出来た。

木次公園〜島根県木次町
斐伊川沿いに約2キロにわたって続く桜並木だが、
時間の関係上、500mほど歩いて沈下橋を渡り駐車場に戻る。
桜は満開でとても綺麗だが何か物足りない。
やはりこの桜並木を上から俯瞰してみたいと思い木次公園まで上がってみることにした。
以前、桜祭りの時歩いて展望台まで行ったことがあるが、
あの時は既に日も暮れて桜を愛でる暇も無かったので、
今日はゆっくり散策が出来そうだ。

9時40分、車で近くの駐車場まで移動して歩いて展望台を目指す。
ここは穴場なのか花見客もおらずのんびりしている。
展望台までの遊歩道沿いにもたくさんの桜が植えられて、
空を見上げると桜が降って来そうな光景である。
展望台からの景色は石州瓦の街並みと桜並木が一望出来るが、
フェンスが高いので撮影となるとちょっと一苦労した。
木次駅も俯瞰出来るのでタイミングが合えばトロッコおろち号と一緒に狙うのも悪く無い。
夕暮れ時は桜並木がライトアップするので夜景と絡めると面白そうだが、
その時は、脚立と大型三脚を駐車場から担いで持ってこないといけない。
その後、玉造温泉にある玉湯川堤の桜並木を見に行ったが、
思いのほか構図が見つからず見学のみ。
足を伸ばして松江城まで行ってみたが、
その時は既に青空を見ることは無くただ寒い光景だった。

※玉造温泉の桜並木。障害物が多く写真を撮るには難しい。

※松江城、かなり観光地化されている。
高見山〜広島県尾道市
松江まで来て天気は回復しそうにないので今日の撮影を切り上げて家に帰る道中、
尾道松江道路を下って行くにつれて天気が回復し青空が広がって来た。
山陰は天気が回復しなかったが、
瀬戸内海沿岸部は最高の午後だったようで、
それなら山陰じゃなくて瀬戸内海を選べば良かったと完全に選択ミスだった。
せっかくなのでこのまま高見山まで行って綺麗な海でもみようと上がってみる。
16時50分、誰もいないと思ったが知る人ぞ知る名所なだけあって少しだけ人の姿が見えた。
今年は不思議と青空が綺麗で上空の霞みも無く四国が綺麗に見える。
尾道でこのような光景が見れるのは意外と知らない人も多いかもしれない。
桜の名所としては弱いのでどうしてもみんな千光寺へ行ってしまうが、
混雑が嫌な人は高見山でのんびり瀬戸内海を眺めるのも良い。
展望台からは僅かながら桜があるので無理矢理、桜を入れて瀬戸内海を撮影。
桜を眼下に素晴らしい瀬戸内海の景色が見れる場所がいくつかある中で、
高見山は少し物足りなさがあるが、大パノラマで瀬戸内海をこれほど眼下に見え渡せる場所はなかなか無いと思う。
今日は特にそう思えるような気がする。

これで今シーズンの桜は殆どがピークを過ぎることになるが、
年に数回しか撮れない貴重な桜を選択ミスしたのは痛恨だったが、
それでも朝に見た斐伊川堤防の桜は最高に美しかった。
それを見れただけで山陰に行って良かったと思うことに使用。
写真館 二千年一夜